カンパリ・ソーダ (Campari and Soda) は、リキュールをベースとするカクテルである。カンパリとソーダ水で作られる。冷たいタイプのロングドリンク(ロングカクテル)に分類される。
カンパリ・ソーダ (Campari and Soda) は、リキュールをベースとするカクテルである。カンパリとソーダ水で作られる。冷たいタイプのロングドリンク(ロングカクテル)に分類される。
シンガポール・スリング(Singapore Sling)は、ジンベースのカクテル。その名の通り、シンガポール生まれのカクテルである。1915年、シンガポールのラッフルズ・ホテルのバーテンダーであった、厳崇文(嚴崇文、Ngiam Tong Boon)が最初に作ったのが始まりである。なお、シンガポール・スリングのスリング(Sling)とは、ドイツ語のSchlingen(飲み込む)からきていると言われ、スピリッツに甘みと酸味を加えて水で割った飲み物。他にもジン・スリング、ウォッカ・スリングなどがある。このシンガポール・スリングも、本来そのバリエーションの一つである。
テキーラ・サンライズ(Tequila Sunrise)とは、テキーラベースのカクテルである。オレンジを朝焼けの空、グラスの底に沈んだグレナデン・シロップを太陽に見立ててこの名前がついたとされる。元々はメキシコのマイナーなカクテルだったが、ローリング・ストーンズのボーカリスト、ミック・ジャガーが1972年のメキシコ公演で絶賛、メキシコ滞在中にかなりの量を飲んだ事が知られることによって知られるようになった。その後、1989年メル・ギブソン主演映画のタイトルになったり、イーグルスの2枚目のアルバム『ならず者』に「テキーラ・サンライズ」という曲が収録されるなどし、さらに知名度を広げていった。
ギムレット(gimlet)とは、ジンベースのショートドリンクタイプのカクテル。
ブルー・ハワイ(Blue Hawaii)とは、冷たいタイプのロングドリンクに分類される、ラムをベースとするカクテルの1つである。その名の通り青く仕上がるが、この色はカクテルの材料に使用するブルー・キュラソーによるものである。
バラライカ (Balalaika) は、ウォッカベースのカクテルである。スピリッツ+ホワイト・キュラソー+レモンジュースのサイドカー等のバリエーションの1つとして誕生したカクテル。他のバリエーションと比べると無味無臭のウオッカを使う分、柑橘類の風味や甘さが強く出た味になっている。
マンハッタン(Manhattan)とは、ウイスキーベースのカクテルの一種である。通称カクテルの女王と呼ばれる。
バレンシア(Valencia, ヴァレンシア)とは、リキュールをベースとするカクテルである。基本的に、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。正式名称は、バレンシア・カクテル (Valencia Cocktail)。
マイタイ ( MAI-TAI ) とは、ラムをベースとしたカクテルである。「トロピカル・カクテルの女王」などと称されることもある。
レッド・アイ (Red Eye) とは、ビールベースのカクテル。ピルスナースタイルのビールにトマト・ジュースを加えたもので、赤色のカクテル。やや大きめの細長いグラスで出されることが多い。スライスしたレモンが添えられていることもある。アルコール度数が低くビールの苦味が抑えられるので、ビールが苦手な人でも飲みやすいと言われている。これにウォッカを加えたものがレッド・バードとなる。
アレクサンダー (Alexander) とは、ジンあるいはブランデーベースのカクテルである。生クリームとクレーム・ド・カカオの甘さのため、アルコール度数の高さの割に飲みやすいカクテルとなっているとされる。このカクテルの最初のレシピはジンベースであったが後にブランデーベースのものが作られ、現在ではブランデーベースのほうがポピュラーになった。日本では「アレクサンダー」というとブランデーベースのものを指すが欧米では主にジンベースのものを指し、ブランデーベースのものはブランデー・アレクサンダー (Brandy Alexander)と呼ぶ。チョコレートケーキを連想させる味わいで、そのため特に女性に好まれるが、その味ゆえにアルコール度数の高さを感じさせにくい特異なカクテルでもある。ブレイク・エドワーズ監督の映画『酒とバラの日々』(1963)では、夫から勧められたこのカクテルの口当たりの良さに惑わされ、アルコール依存症に陥って行く人妻の姿が描かれている。
ソルティ・ドッグ (Salty Dog) とは、ウォッカベースのカクテルの一つ。グレープフルーツのさっぱりした口当たりと、グラスの縁の食塩の組み合わせが絶妙であるとして人気が高い。