麻雀の役一覧

麻雀の役一覧です。組合せ数、門前の出現率で並び替えできます。狙う役を選択する際の参考に。

飜数 説明 組合せ数 門前出現確率(%)
平和
ピンフ
1翻
/門前役

待ち


平和(ピンフ)とは、麻雀における役のひとつ。面子が全て順子で、雀頭が役牌でなく、待ちが両面待ちになっている場合に成立する。1飜。門前役。

5398000000000 42
七対子
チートイ
チートイツ
ニコニコ
2翻
/門前役

待ち


七対子(チートイツ)とは、麻雀における役のひとつ。または、その和了形を指す麻雀用語。その名の通り、対子を7組そろえることで成立する。25符2飜。門前役。通称は「チートイ」「ニコニコ」など。英語では「Seven Pairs」と呼ばれる。緑一色とともにアメリカ人によって考案された役の一つである。中国麻雀の「七対」にあたる。

1505000000000 11.7
断么九
タンヤオ
タンヤオチュー
1翻

待ち


断么九(断幺九、タンヤオチュー)とは、麻雀における役のひとつ。么九牌(一九字牌)を一切使わず、中張牌(数牌の2〜8)のみを使って手牌を完成させた場合に成立する。1翻。断ヤオと略すことが多い。

931800000000 7.2
一盃口
イーペー
イーペーコー
1翻
/門前役

待ち


一盃口(イーペーコー)とは、麻雀における役のひとつ。223344など、同種同数の順子が2組ある場合に成立する。ただし鳴いてはいけない。1翻。門前役。略してイーペーとも。一色二順(イッショクリャンジュン)、一色同順(イッショクドウジュン)という別名もあり、かつては一般高とも表記した。

437800000000 3.4
三色同順
サンショク
サンショクドウジュン
さんしき
2翻
/1翻

待ち


三色同順(サンショクドウジュン)とは、麻雀における役のひとつ。萬子・索子・筒子それぞれの色で同じ並びの順子を作ったときに成立する。門前では2翻、副露した場合は食い下がりして1翻となる。略して三色(さんしょく、さんしき)と呼ぶ。

217500000000 1.7
一気通貫
イッツー
イッキツウカン
2翻
/1翻

待ち


一気通貫(イッキツウカン)とは、麻雀における役のひとつ。同種の数牌で123・456・789と揃えると成立する。門前2翻、副露1翻。一通(イッツー)と略されることが多い。中国麻雀では清龍(チンロン)の名で採用されている。アメリカでは「Straight(ストレート)」と称される。

116700000000 0.91
三暗刻
サンアンコー
2翻

待ち


三暗刻(サンアンコ)とは、麻雀における役のひとつ。2翻。暗刻を3つ作って和了した時に成立する。暗槓が含まれていてもよい。

67410000000 0.52
混全帯么九
チャンタ
ホンチャンタイヤオチュー
2翻
/1翻

待ち


混全帯么九(ホンチャンタイヤオチュウ)は、麻雀における役のひとつ。4面子1雀頭の全てに么九牌(一九字牌)が関わっている形。門前2翻、副露1翻。略してチャンタと呼ばれることが多い。

34780000000 0.27
混一色
ホンイツ
ホンイーソー
ホンイチ
3翻
/2翻

待ち


混一色(ホンイーソー)とは、麻雀における役のひとつ。萬子、索子、筒子のどれか一種と、字牌だけを使って和了ったときに成立する。門前で3翻、副露2翻。ホンイツあるいはホンイチとも呼ばれる。

30800000000 0.24
純全帯么九
ジュンチャン
ジュンチャンタイヤオチュー
3翻
/2翻

待ち


純全帯么九(ジュンチャンタイヤオチュウ)とは、麻雀における役のひとつ。4面子1雀頭の全てに老頭牌(一九牌)が関わっている形。門前3翻、副露2翻。略して「ジュンチャン」と呼ばれることが多い。

6369000000 0.05
四暗刻
スーアン
スーアンコー
役満
/門前役

 

待ち


四暗刻(スーアンコウ)とは、麻雀における役のひとつ。役満。暗刻を4つ作って和了した時に成立する。門前役。暗槓が含まれていてもよい。

2137000000 0.017
二盃口
リャンペー
リャンペーコー
3翻
/門前役

待ち


二盃口(リャンペーコー)とは、麻雀における役のひとつ。その名の通り、一盃口が2つ出来ている和了形である。3翻。門前役。略してリャンペーとも。古くは二色二順(りゃんそうりゃんしゅん)と言ったり、両般高と表記されることもあった。

1318000000 0.01
清一色
チンイツ
チンイーソー
6翻
/5翻

待ち


萬子、索子、筒子のいずれか一種の牌だけを使って和了した時に成立する。門前では6翻、副露した場合は5翻に食い下がりする。単に「チンイツ」と言う場合は副露して作った和了のことを指し、門前の和了は「メンチン」と呼んで区別する。メンチンのことを「タテチン」と言うこともあるが、意味は同じである。

1337000000 0.01
国士無双
コクシ
コクシムソウ
役満
/門前役

待ち


国士無双(こくしむそう)とは、麻雀における役のひとつ。役満。略称は「国士」。別称を十三么九(十三幺九、シーサンヤオチュー)と言い、その名の通り么九牌13種すべて、すなわち老頭牌(一九牌)6種と字牌7種を1枚ずつ揃え、そのうちのどれか1種を雀頭とした和了形である。

1309000000 0.01
混老頭
ホンロー
ホンロウトー
2翻

  

待ち


混老頭(ホンロウトウ)とは、麻雀における役のひとつ。4面子1雀頭が全て么九牌(一九牌と字牌)だけで構成された和了形。門前2翻、副露しても2翻。略して混老(ホンロウ)と呼ばれることもある。

409300000 0.004
小三元
ショウサン
ショウサンゲン
2翻

  

待ち


小三元(ショウサンゲン)とは、麻雀における役のひとつ。三元牌(白・發・中)のいずれかを雀頭とし、残り2つを刻子もしくは槓子にすることで成立する。副露可。

265500000 0.002
三色同刻
サンドーコー, 三同ポン
サンショクドーコー
2翻

  

待ち


三色同刻(さんしょくドーコー)とは、麻雀における役のひとつ。萬子・索子・筒子それぞれの色で同じ数字の刻子(槓子も含む)を作ったときに成立する。2翻。喰い下がりはない。ただし、門前3翻、喰い下がり2翻とするローカルルールも存在する。ポンをして作ることが多いことから、三色同ポンとも呼ばれる。略称は三同刻(サンドーコー)、三同ポン。

103900000 0.0008
大三元
ダイサンゲン
役満

  

待ち


大三元(だいさんげん)とは、麻雀における役のひとつ。白・發・中の3種類をすべて刻子または槓子にして和了した時に成立する。役満。副露可。

16140000 0.0001
九蓮宝燈
チューレン
チューレンポウトー
役満
/門前役

  待ち


九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう、チューレンポートン)とは、麻雀における役のひとつ。役満。門前で「1112345678999+X」の形をあがった時に成立する。かつては萬子限定の役満とするルールもあったが、現在は色の制約はなくなり、萬子・筒子・索子いずれでも認められる。 「九連宝燈」「九連宝灯」と表記されることも多い。「天衣無縫」という別名もある。英語圏では「Nine Gates(九つの門)」「Heavens Door(天国の扉)」という役名になっている。「九連宝橙」「九連宝塔」は誤字である。

8951000 0.000069
小四喜
シャオスーシー
ショウスーシー
役満

 

待ち


東南西北のうち3種を刻子(もしくは槓子)にし、残り1種を雀頭にして和了した時に成立する。残る1面子は順子でもよいので、両面のテンパイをとれる場合もある。残る1面子がすでに完成しているときは風牌の単騎待ちもしくはシャンポン待ちとなる。

2248704 0.00001749
天和
テンホウ
役満
/門前役

天和(テンホウ、テンホー)とは、麻雀における役のひとつ。親の配牌の時点で既に和了の形が完成している状態。役満。英語では「Heavenly Hand」「Blessing of Heaven」と訳される。
親の配牌時にしか宣言できない役であるため、親にのみ認められる役である。他に手役を必要とせず、和了の形は四面子一雀頭の基本的な形の他、七対子の形でも国士無双の形でもかまわない。 麻雀牌136枚から無作為に14枚選んだものが和了の形になる確率はおよそ33万分の1であることが知られており、すなわち親の配牌33万回に1回程度の割合で出現する役である。半荘1回あたり親を3回とし、毎日半荘5回ずつ打ったとしても61年に一度しか和了できない計算になり、九蓮宝燈と並ぶ希少価値の高い役である。

12859078207674 0.00000303
字一色
ツーイーソー
役満

  

待ち


字一色(ツーイーソー)とは、麻雀における役のひとつ。役満。読んで字の如く、字牌のみで構成された和了形である。

161300 0.0000013
緑一色
リューイーソー
オールグリーン
役満

 

待ち


緑一色(リューイーソー)とは、麻雀における役のひとつ。役満。二索 三索 四索 六索 八索 發だけを使って和了ったときに成立する。副露してもよい。その名が示す通り、手牌すべてを緑色で統一した和了形である。ルールによっては、發を対子または刻子で使うことを緑一色の必須条件としている場合がある。

146100 0.0000011
大四喜
タースーシー
ダイ​スーシー
役満

  

待ち


東南西北の4種すべてを刻子(もしくは槓子)にして和了した時に成立する。テンパイ形はシャンポン待ちか単騎待ちになる。

46080 0.00000036
清老頭
チンロー
チンロートー
役満

  

待ち


清老頭(チンロウトウ)とは、麻雀における役のひとつ。役満。手牌全体が老頭牌(一九牌)だけで構成された和了形。

46080 0.00000036
一発
イッパツ
ソク
1翻

一発(イッパツ)とは、麻雀における役のひとつ。1翻。立直をかけた後、1巡以内に和了した場合に成立する。ただし、鳴きが入ると無効になる。即(ソク)と言う場合もある。

河底撈魚
ホウテイ
ホーテイラオユイ
1翻

河底撈魚(ホウテイラオユイ)とは、河底でロンあがりした場合に成立する役。1飜。河底(ホウテイ)と略すのが正しいが、海底摸月との混同で、河底撈魚のほうも海底と呼ばれることが多い。海底は山の最後、河底は河の最後という意味なので、河底撈魚を海底と呼ぶのは厳密には誤用と言えるが[1]、慣習として広まっており、「海底ロン」や「海底フリコミ」でも充分意味が通じる。名前の意味は、「河底を泳ぐ魚をすくい取る」「河の底から魚をとる」。 完先ルールなどでは、偶然役であるとして形式テンパイでの海底のみ・河底のみを認めていない場合がある。他に役がある場合は海底・河底ともに加算されるが、海底のみ・河底のみでは一飜縛りの条件を満たさないとする取り決めである。その場合は当然、二飜縛りの条件も満たさないものとして扱われる。 また、海底直前で槓をしたのあとの打牌もその局の最後の打牌、すなわち河底牌となり、従って海底摸月と違いその牌で和了すれば河底撈魚が成立する。 かつて、一筒で海底摸月を和了ることを絵柄を月に見立てて「一筒摸月」、九筒で河底撈魚を和了ることを絵柄を魚群に見立てて「九筒撈魚」として満貫扱いもしくは役満扱いすることがあった。しかし現在ではどちらもローカルルールとなっている。

三槓子
サンカンツ
2翻

   

待ち


三槓子(サンカンツ)とは、麻雀における役のひとつ。槓子を3つ作って和了した時に成立する。2翻。喰い下がりはない。
役満以外の通常役の中では最も出現の確率が低い。出現頻度の点で言えば、四暗刻や国士無双といった並の役満よりも遥かに珍しい役であると言える。難度の高さに反して2翻と価値が低いのも特徴の一つである。槓子が多いため符は高くなりやすいが、役のリスクに見合うほどの得点上の有利には繋がりづらい。

地和
チーホウ
役満
/門前役

地和(チーホウ、チイホウ、チーホー)とは、麻雀における役のひとつ。役満。子が配牌時点で聴牌し、かつ第1ツモで和了することで成立する。ただし、第1ツモの前に他家によるチー・ポン・カンが入ると無効になる。 第1ツモでのアガリということで、親の天和と類似した役であると言える。ただし、天和が親にしかできないのに対し、地和は子でしかあがれない。第1ツモでのアガリなので、第1ツモの時点で暗槓し嶺上開花により和了した場合も無効になる。
元々は親の第一打を地に下りた最初の牌という意味で「地牌」と呼び、これをロンすることを「地和」としていた(原義の地和)。現在は上記のように「子の第一ツモ」の意味に変化していることが多く、元の意味での地和を採用するルールはローカルルールに近くなっている。親の第1打をロンするアガリつまり「元々の地和」は、現在の一般的なルールでは人和の一種であるとすることが多い。

四槓子
スーカンツ
役満

    

待ち


四槓子(スーカンツ)とは、麻雀における役のひとつ。役満。暗槓・明槓を問わず槓子を4つ作って和了った時に成立する。役満の中でも最も難しいと言われている役である。

ダブル立直
ダブリー
ダブルリーチ
2翻
/門前役

ダブル立直(ダブルリーチ)とは、麻雀における役のひとつ。親は配牌、子は第1ツモの時点でテンパイし、第1打で立直した場合、通常の1翻ではなく2翻として計算する。ただし、第1打の前の自家による暗槓または他家によるチー・ポン・カンが入っていた場合は、第1打でのリーチ宣言でもダブル立直にはならず、通常のリーチとして扱われる。 二重立直、W立直、両立直とも表記される。いずれも読みは「ダブルリーチ」で、略してダブリーと言う場合が多い。関西では「リーチリーチ」を略してリーリーと呼ばれる場合もある。

嶺上開花
リンシャン
リンシャンカイホウ
1翻

嶺上開花(リンシャンカイホウ)とは、麻雀における役のひとつ。槓を行い、不足した牌を補充するため嶺上牌を引いた際に、引いた牌が自らの和了牌であった場合に与えられる。1飜。リンシャンと略されることが多い。

門前清自摸和
ツモ
メンゼンチンツモホウ
1翻
/門前役

門前清自摸和(メンゼンチンツモホー、略称ツモ)とは、麻雀における役のひとつ。1翻。門前かつツモ和了の場合に成立する。

槍槓
チャンカン
1翻

槍槓(搶槓、チャンカン)とは、麻雀における役のひとつ。1飜。他家が加槓を宣言した際、その牌が自らの和了牌であれば和了を宣言できるというもの。ロン和了として扱われ、加槓した者が放銃者となる。表記揺れとして手偏の搶槓と書かれることもある。古い文献では「搶槓和」(チャンカンホウ)と表記しているものもある。

対々和
トイトイ
トイトイホー
2翻

  

待ち


対々和(トイトイホー)とは、麻雀における役のひとつ。刻子を4つ作って和了した場合に成立する(槓子が含まれていてもよい)。門前でも2飜、副露しても2飜で、喰い下がりしない。対々(トイトイ)とも呼ばれる。

立直
リーチ
1翻
/門前役

立直(リーチ)は、麻雀において、聴牌(テンパイ)を宣言する行為、および、その宣言によって成立する役である。1翻。 立直の宣言を行うことを、「立直する」「立直をかける」のように表現する。 立直の宣言を行う際には、場に千点棒を出す(供託する)が、この点棒を立直棒(リーチぼう)と呼ぶ。 宣言後は手牌を変えることができないなどの制限が付くが、和了したときに立直という役が上乗せされるため、点数は高くなる。また、一発や裏ドラなどのメリットがあるため、現代の麻雀では少しでも聴牌の確率・スピード(牌効率という)を高めて立直をかけようとする傾向が強い。

条件

  • 聴牌していること。
  • 門前であること。すなわち、チー、ポン、明槓をしていないこと。
  • トビ有りのルールならば、点棒を最低でも1000点持っていること。つまり立直棒として1000点を供託したときにハコを割ってしまうような場合、立直はできない。供託時にちょうど0点になる場合、認められる場合と認められない場合がある。トビ無しの場合にハコを割っていた場合も、点棒を借りてリーチをかけることを認める場合と認めない場合がある。
  • 壁牌(山)の残りが王牌を除いて4枚(三人麻雀では3枚)以上あること。すなわち立直を宣言した後で少なくとも1回の自摸が残されているということ。ただし、鳴きや暗槓が入って結果的に自摸の機会なく流局したとしてもペナルティはない。
海底摸月
ハイテイ
ハイテイモーユエ
1翻

海底摸月(ハイテイモーユエ)とは、海底でツモあがりした場合に成立する役。1飜。必然的に、海底牌をツモるプレイヤーだけに認められる役となる。海底撈月(ハイテイラオユエ)という名称になっている場合もあり、慣習として、海底(ハイテイ)と略したり、「海底ツモ」などと呼ぶ。名前の意味は、「海に映る月をすくい取る」「海の底から月をとる」。メンゼンの場合は門前清自摸和との複合となる。また、門前を崩した役ナシの形式テンパイであっても、海底摸月により1飜つくので和了することができる。 海底牌の直前のツモで槓を行い、その嶺上牌でツモ和了した場合、結果的にその局の最後の牌であがったことになる。しかし、海底牌を直接ツモ和了することでしか海底摸月にならないため、局の最後の牌ではあるが海底摸月は成立しない。つまり、海底摸月と嶺上開花は複合しない。

役牌
ヤクハイ
1翻

役牌(やくはい)とは、麻雀における役のひとつ。1翻。翻牌もしくは飜牌とも言う(両方とも読みはファンパイ)。特定の字牌による刻子もしくは槓子がある場合に成立する。副露が可能であり、たった3枚の牌で成立する役なので、早あがり・速攻のために利用される傾向がある。このため俗に「特急券」「急行券」とも呼ばれる。なお、この役を成立させる牌そのものも役牌(もしくは翻牌、飜牌)と呼ばれる。